野田から浅草、さらに今は柏にアジトを移したのだが、柏というところは、駅前は栄えているが、少し離れるとコンビニすらない住宅街が広がるだけで、これといって面白味はない。手賀沼とやらに行ってみても良いが今は暑すぎてそんな気にもなれない。Tシャツを何枚も着替えなくてはならなくなる。そのほうが健康には良いかもしれないが、めんどくさすぎる。
ビッグ・エーが夜中の2時から4時以外ずっと開いているというのがとにかく便利だ。マルエツは中野当たりのと比べるとでかくて品揃えが良い。かつては長崎屋とイトーヨーカドーがあった痕跡がある。カスミには行ってみたいと思っているが少し遠い。
しかしここは北千住や両国と同じ雰囲気で、とにかく町中がうっすらとタバコ臭い。野田線沿線はみんなこんなだ。
立呑みもつ焼処 柏二丁目酒場という禁煙の立ち飲み屋がある。ここ以外はほとんどどこもかしこも柏の居酒屋は喫煙目的店。禁煙にしていたが喫煙可能に戻しましたという張り紙をしている店すらある。客にタバコを吸わせないと商売にならぬ街なのだろう。
しかしながら全体として人口密度が低いせいで、浅草なんかよりはずっと快適に過ごせる。人が多いのは何よりもうるさいしストレスになる。
こういうところに住んでみて、自分は、定年退職後、毎日何もなくても退屈せずに生きられるだろうかということを実験しているようなものである。仕事のストレスがないとそもそも酒を飲みたいとか外食したいという気持ちも起きないようだ。仕事をすれば退屈しのぎにはなるのだが今の仕事はもうまったくしたくはないし、通勤もいや、地下鉄の移動もいやだし、町がタバコ臭いのもいやだし、人ごみもいやだし、そういうのに比べれば退屈に耐えるほうがまだましな気もする。ウェブをいじるなど適当な暇つぶしがありさえすればなんとかなりそうな気がする。
今回隣人ガチャには割と成功しているように思う。みんなとても静かだ。いろいろ不満はあるけれども。流しのステンレスがいままでのアジトの中が一番錆びる。ただの鉄板ではないというだけのしろものだ。毎日磨いていなくては気が休まらない。ステンレスガチャというものもあると言える。もちろん柳宗理のステンレスパンでも磨かなくては錆びるのだけれど。
